4月〜7月前半 演奏会振り返り

2022年07月15日 16:46
カテゴリ: コンサート

ここ数ヶ月、ソロから室内楽、オーケストラと演奏活動でも様々な機会をいただき、なかなかこちらにアップできておりませんでしたので、ご報告させていただきます!


♢4月19日(火)
【安藤梨乃トーク&ライブVol.7】
@汐留BLUE MOOD
ピアノ:鈴木結花 MC:立花裕人

2018年から出演させていただいているフリーアナウンサー立花裕人さん主宰によるトーク&ライブもおかげさまで7回目に…
今回は前半ドイツのクラシック音楽、
後半は洋楽やタンゴなどを選曲しました。
会場は毎回お馴染みの汐留ブルームード。
ライブハウスレストランということで、ホールで弾く時とは一味違った選曲にこだわっています。
特に最近、とあるきっかけで魅力を再認識しました、タンゴについてたくさんのお客様からご好評いただき大変嬉しく思います^_^

様々なジャンルへの挑戦を、あたたかく素晴らしいピアノで支えてくださる鈴木結花さん、
このような貴重な機会を与えてくださり毎回最高に楽しいMCで盛り上げてくださる立花裕人さん、そしていつも応援してくださる皆さまに感謝でいっぱいです。

♢4月24日(日)・5月29日(日)
【Opera Gala Concert 2022〜至近距離で体験するマリアセレン衝撃の歌声〜】
@ガルバホール

ピアノトリオ(ヴァイオリン・チェロ・ピアノ)の編成で伴奏いたしました。
昨年からマリアセレンさん率いるモンドパラレッロ歌劇団の公演のサポートをさせていただいております。
マリア・セレンさんはお一人で男声と女声を歌い分ける歌い手さんで、大迫力の歌声と幅広い表現力がとても魅力的です。4・5月のガラコンサートでは、ガルバホールにて団員さんと共にオペラの名曲を。
歌の伴奏は、楽器を弾いている私たちも歌うような演奏でないと皆さんが気持ち良くパフォーマンスできないので、「もし自分が歌う側だとしたら」を意識して演奏します。様々な技術が求められますが、とても楽しく勉強になります♪

♢5月8日(日)
【石神井Int'lオーケストラ・クニトInt'lユースオーケストラ第8回定期演奏会】
@清瀬けやきホール

講師としてお伺いしている弦楽オーケストラ、石オケ・クニトオケの定期演奏会、コロナ禍を経て3年ぶりに開催されました。
今回のプログラムは、クラシック音楽の歴史を追って、それぞれの時代ごとに指揮者の西谷国登先生と講師たちが交代でMCを入れ、紹介していきながら演奏 という面白いスタイル♪
石オケ バロック時代コーナーでの
バッハ作曲 「2つのヴァイオリンのための協奏曲」では、講師の伊東先生と共にソロも弾かせていただきました。

コロナ禍で思うように練習ができない期間が長かった分、西谷先生や団員さんの想いは熱く、音楽への愛と喜びに溢れた素晴らしい演奏会となりました。

♢5月22日(日)
【春日部交響楽団第29回定期演奏会】
@春日部市民会館大ホール

エキストラとしてヴァイオリンパートをサポート♪
春日部交響楽団さんは、高校時代の担任 臼木忠臣先生が指揮をされているアマチュアオーケストラ。春日部市民に愛されており、毎年たくさんのお客さまが足を運ばれます。2019年にはメンデルスゾーン作曲ヴァイオリン協奏曲をソリストとして演奏させていただいたりと、大変お世話になりました。
今年はベートーヴェン作曲 交響曲第8番とドヴォルザーク作曲 交響曲第7番というプログラム。どちらも演奏されることが比較的少なく難易度がとても高いのですが、皆さまの1年間の大変な努力で、本番を見事に乗り越えました!

♢6月10日(金)
【日本フィルハーモニー交響楽団 第378回横浜定期演奏会】@神奈川県民ホール
指揮:広上淳一
ヴァイオリン:ボリス・ベルキン

プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番 ト短調 op.63

ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調 op.47
♢6月12日(日)
【日本フィルハーモニー交響楽団 第396回名曲コンサート】@サントリーホール
指揮:広上淳一
ピアノ:横山幸雄

ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 op.43

ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調 op.47

日本フィルさんにエキストラとして乗らせていただきました。指揮は大学時代以来の広上先生…大変貴重な機会でした。
ソリストのボリス・ベルキンさんと横山幸雄さんもやはり圧倒的な素晴らしさ。。

とても個人的な話になってしまうのですが…
実は2010年、私がまだ大宮光陵高校音楽科の1年生だった頃 、高校の管弦楽団の定期演奏会でなんと横山幸雄さんがソリストとしてラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を演奏してくださったのです。
当時右も左もわからなかった私にとって横山さんの音楽はとてつもなく衝撃的で、涙が出るほど感動したことを今でも鮮明に覚えています。
あれから12年後、サントリーホールで同じ舞台に再び乗らせていただけるとは思ってもいませんでしたので、一人で勝手に感慨深くなっておりました…ご縁に心から感謝し、高校生の頃の自分に「頑張っていればいつかこんな日が来るよ!」と伝えたいです。

(こちらは日フィルリハ時の横山さんの動画です😭
https://twitter.com/yokoyama_staff/status/1534827018353012736?s=21&t=2VAYwP8YFuhJEcqqZk0OaA  )

♢6月14日(火)
【千葉県松戸市内の小学校にて芸術鑑賞会】
作曲家・声楽家の村中先生にお声掛けいただき、声楽・ピアノ・ヴァイオリンの編成でコンサートでした。2学年ずつに分かれての鑑賞なので、連続3公演!エルガー作曲 愛のあいさつやモンティ 作曲 チャルダッシュなど、名曲を演奏。音楽への興味を掻き立てられる村中先生のお話の元、生徒さんたちの楽しそうな様子に嬉しくなりました。

♢6月26日(日)
【第3回能楽堂コラボ『五欲花』】
@梅若能楽学院会館

能楽堂という特殊空間で、マリアセレンさん率いるモンドパラレッロ歌劇団の新作オペレッタブル狂言劇「忘八」「釣吉」の初演となりました。
今回の演奏編成は弦楽四重奏+アイリッシュフルート。
なんと演奏者も皆、袴を着付けしていただいての本番。
オペラと狂言のコラボは大変興味深く、様々な発見があり、唯一無二な世界観が生まれておりました。このような形で日本の伝統文化にも触れられることは、非常にありがたいことだなと実感…
また今年の11月に次回の能楽堂コラボが決まっています。楽しみです!

♢7月3日(日)
【第10回 西谷国登ヴァイオリン・リサイタルSpecial Ver.】
@浜離宮朝日ホール

室内オーケストラにて伴奏させていただきました。ブルッフとサン=サーンスのヴァイオリン協奏曲を、12人の弦楽オーケストラ用に西谷先生自ら編曲されました!
1つのコンサートで2つのコンチェルトを弾き切り、更に後半はフランクのヴァイオリン・ソナタ…とてつもないスタミナとエネルギーに圧倒されました。
素晴らしいホールで、いつもお世話になっている先生方や、大学時代の同期・後輩とも久々にご一緒できてとても幸せなひとときでした。

♢7月8日(金)
【川越市内の保育園にてコンサート】

打楽器奏者の村本寛太郎さんとご一緒させていただきました。
この日は1日保育の特別な日だったようで、なんとコンサート前には園児のみんなが作ってくれたおいしいカレーをご馳走になりました!
年長さんがコンサートに参加したのですが、驚くほど集中して聴いてくれているのを弾きながら感じました。そして園児の皆さんがしっかりついてきて理解できる、寛太郎先生の曲目解説もやはり流石でした…曲の背景や歴史など、どんな事柄もとてもシンプルにわかりやすく噛み砕いて説明してくださいます。大変勉強になりました。

♢7月13日(水)
【日本大学芸術学部音楽学科 第137回定期演奏会】
@練馬文化センター大ホール

演奏補助員でお伺いしている日芸の定演、今回は選抜された学生さんたちが次々と協奏曲(抜粋)を演奏していく、コンチェルト定期。
指揮 吉田行地先生ご指導の元、本番に向けてそれぞれ学生の皆さんの音楽が変化していく様子は目を見張るものがありました!

まだまだ油断できないコロナ禍ですが、細心の注意を払いながら演奏の機会が少しずつ戻ってきていること、心から嬉しく思います。
素敵なご縁に感謝し様々な経験を吸収し、引き続き精進しながら演奏・指導に生かしてまいります。
ご一緒してくださった皆さま、ありがとうございました。2022年下半期もどうぞよろしくお願いいたします。
安藤梨乃

記事一覧を見る

powered by crayon(クレヨン)